彼女は純子〜僕の弱点を全部知っている知らない女〜

玄関に見慣れない女物の靴がある。
一体誰が? どうやって入った?
「おかえり」
玄関に現れたのは、背の高い女性だった。
僕と同じくらいの身長に、ふわふわとした長い黒髪が肩の下まで伸びている。
切長の瞳が印象的な、はっきりとした顔つきの美人だった。
「警察を呼びますよ」と慎重に伝えると、彼女はほんの少し目を細めた。
その表情からはどういう感情なのかいまひとつ読み取れない。
「……君がそう言うなら仕方ないけど、でもさ、お腹空いてるでしょ? 君の好物たくさんつくったんだ。警察に通報してもいいけど、せめてご飯食べてからにしようよ」

「私はね、君のことが好きなだけ。それはずっと変わらないの」
「私は君が楽しいのがいちばん嬉しい」
「今から教えてあげる。私がどんなに君のことを好きで……君の幸せを願っているか」
「ここ、弱いんだよね。知ってるよ」
両方の乳首の上にトンと指先が置かれ、ピリリとした刺激が胸芯から走る。
彼女は乳首に爪を立てると、軽く圧をかけてカリッと引っ掻いた。
その瞬間、淡い快感が胸全体に広がり、思わず鼻にかかった声が漏れる。
「あは、やっぱり。君って本当に乳首弱いよね」
「どこをどうすれば君が感じておかしくなっちゃうか……全部知ってるよ」
「君ってさ……こんな風に半ば無理矢理犯されても、あんまり抵抗しないよね。
 強引に抱かれちゃうのを、どこか受け入れちゃってる……マゾ、だよね。
 知ってるよ。だから私も強気になれる……
 君は大好きな女の子に無理矢理気持ち良くされちゃうのには抵抗できない……
 だって私のことが好きで、マゾだから……」
怪しい女のはずなのに、なぜか僕は逆らえない——。

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