
▍イントロダクション
右耳から、濡れたリップノイズ。
左耳からは、それと何の関係もない囁き。
二つを同時に追った瞬間、脳が左右に引き裂かれ、身体がベッドへずぶずぶ吸い込まれる。
右でイきかければ左から次が刺さり、左へ意識を奪われた隙に右がまた脳を舐める。
ちんぽを擦っているのか、左右の声に脳を擦られているのか、もう分からない。
汗が噴き出す。喉が渇く。汁という汁が溢れ出す。
射精しても終われない。
耳の奥から背中、腹、指先までびくびくとイき続け、最後は全毛穴から射精する。
左右から別々の声に同時にキメられる。
これが、ドープエロトランスのセカイ。
▍ストーリー
聞こえるのは、左右で意味の違う囁きと、遠くて近い波の音。
浜辺に打ち上げられたあなたは、人にも魚にもなれない少女・ホトエミに見つけられます。
彼女の舌に仕込まれた甘い毒で身体は動かなくなり、泡の音に包まれながら深い水底へ。
「あなたを食べ終えるまで、ずっとここにいればいい」
しかし、ホトエミのいう「食べる」とは、肉を喰らうことではありません。
男の精を奪い、快感の中へ時間ごと取り込むこと。
深海で抱き合っていたはずの二人は、いつの間にか夏の終わりの教室へ迷い込み、誰もいない放課後に声を殺して身体を重ねます。
射精のたびに風景は切り替わり、ホトエミの囁きは甘い支配へ、やがて理性を失ったゆるオホ声へ変化。
海も教室も宇宙も境界をなくし、あなたは「帰る」という感覚そのものを失っていきます。
