


インディーズバンドのライブで出会ったカノジョ。
【雫(しずく)】
’あなた’に救われた過去を持ち、今では恋仲となっている。
いつものように雫を待つあなた。
ライブに行くのが趣味の彼女はしばらく家を空けていて―
心に少し風が吹く。
そんなある日、何やら重そうな荷物を抱えて帰ってきた雫。
「曲…自分でも作れないかなって」
募る想いを白い指先ににじませながら、彼女はひとつひとつ、静かに音を紡ぎだす。
何気ない日々の中で、肌を重ね、吐息を交わすたびに、
ふたりの想いは熱を帯びながら、ほどけないものになっていった。
胸に積もる言葉も、見つめる眼差しも――
すべてはあなたのためだけに…。
