
【あらすじ】
「この度は、沼る乳首オナニーを購入していただき、ありがとうございまーす」
沼る乳首オナニーという音声作品を買った俺は、自慰をするコンディションを整えベッドの上で横になっていた。
すでに音声は始まっていて、耳元から気怠そうな声が聞こえている。
「私は、お兄さんのことを乳首沼に堕とす悪魔だよー?」
俺に乳首オナニーを指示する彼女は、悪魔のニプルヘイムというらしい。
最初のパートでは自分が乳首オナニー好きの変態だと自覚させられるようだが、問題はなさそうだ。
何故なら俺は自覚するまでもなく、乳首オナニーが好きな変態だからだ。
「このパートでは嫌ってくらい乳首を弄るから、覚悟しててね」
「お兄さんが色んな意味で壊れるくらい、乳首を虐めさせてあげる」
次のパートではオトマトペを使い、その声に合わせて乳首を弄らなくてはいけないらしい。
しかも壊れるくらいとは、どういうことなのだろう?
「お兄さんもそれでいいよね?」
ああ、問題ない。
「このパートでお兄さんがすることは、お待ちかねの乳首イキ」
最後のパートに辿り着いた俺の精神は、乳首で絶頂することに支配され始めていた。
乳首を開発し、溜め込んだ快感を発散したい、その命令が欲しい、と。
「でも、その代わりに、お兄さんは乳首沼に堕ちちゃうの」
「そう思ったら、ちょっと怖い?」
そう意地悪そうに尋ねてくる小悪魔に対して、俺が答える返事は一つだけだ。
だが、その答えはすでに彼女に見抜かれていたようで――。























