「ふぅ……やっと着いた……すっかり遅くなってしまいましたね」
「キミと恋人同士になってから、初めて一緒に行く旅行ですから……
思い出に残るものにしたくて……」
カノジョの『芹沢葵』と、二人きりで温泉旅行にやってきた貴方。
部屋についてのんびり過ごそうとしていると、旅の疲れを癒してあげたいカノジョから、
マッサージをしてもらうことに。
邪魔になるからと徐々に脱がされ、気づけばお互い殆ど裸の状態。
「……ふふっ、今日はゴム……しなくていいんですよ……
大丈夫ですから……生えっち、しましょ……」
甘く囁くカノジョの誘惑には抗えず、念願の生えっちを終えると不意にノックが。
遅れてやってきたのは、幼馴染でカノジョの親友でもある『紫藤茉莉』の姿。
どうやら貴方と一緒の旅行だと知らされていなかった様子。
「な、何でこいつまでい、い……一緒、に……あんたこいつも来るなんて一言もっ……!」
「……そうそう、伝え忘れていました。うっかりしてたみたいです」
「わざとでしょ絶対!」
いつも三人で仲良くしたい葵と、とある事情から貴方と気まずくなって、
二人の邪魔をしないように距離を取っていた茉莉。
三人一部屋で過ごす、とっても濃厚な温泉旅行の始まりです。