【あらすじ】
私が彼女と出会ったのは、サディストとマゾヒストが集まる匿名の掲示板でした。
彼女はサディストで、私がマゾヒスト、惹かれ合うのは必然だったのかもしれません。
掲示板でのやり取りから直接会うようになって三度目に、彼女は私に真咲冴依(まさきさえ)という名前だと教えてくれました。
その時に私も名乗りましたが、なぜか裸を見られた時よりも恥ずかしかったのをよく憶えています。
私と彼女は互いの性癖を補う為だけの関係で、恋人ではありません。
時にどうしようもなくなってしまう私のマゾ性と、同様に抱える彼女のサディスティックな感情をぶつけ合うことで、私たちは互いの性癖を補ってきました。
この日のプレイも、その一つです。
私は彼女に催眠術を掛けられ、男としての尊厳を奪われる。
彼女が私に何をしようとしているのかを理解した時、私の心は震えてしまいました。
自分自身の心の内側を晒してしまうことの事実が私を興奮させ、しかし同時に私自身ですら知らない変態性が表に出てしまうのではないかと、恐怖せずにはいられません。
それでも私は彼女に従うことを選びました。
だって、そういう選択をしてしまうから、私はマゾヒストなのですから。
【作品紹介】
都内某所にあるホテルの一室で、貴方はTシャツ一枚のみという格好で彼女のことを待っていた。
彼女、真咲冴依がホテルの扉を開ける音に気付き、貴方はベッドの上で土下座をする。
寝室に入って来た真咲の指示で、貴方は土下座から恥ずかしいガニ股のポーズを取らされる。
貴方は彼女の命令を忠実に守るマゾヒストになり、彼女の指示で乳首や前立腺を開発されていく。
その中で貴方は彼女に催眠術を掛けられて、さらに酷いマゾに堕とされていく。
男としての尊厳を奪われて、乳首や前立腺を刺激してメスイキしてしまう体に作り変えられてしまった貴方は、彼女にすべてを操られて絶頂を迎える。
貴方はマゾに堕ちる幸せを感じながら、彼女の命令で何度もメスイキを繰り返し、最後には完全にマゾ堕ちしてしまう。
しかしそれは、すべて催眠状態の貴方が体験したこと。
催眠を解けば元の状態に戻ることが出来る。
もし仮に、貴方が戻ることを望んでいないとしても。