「てかさー、お兄さんって欲求不満? ちゃんとお姉ちゃんとセックスしてるのぉ?」
義妹である‘‘美守’’に勉強を教えている中、突然ぶつけられた言葉に俺は絶句してしまった。
「てかこんなガッチガチにボッキして、どんだけ溜め込んでんだしー♪ しょうがないなぁ……それならウチが今ここで、舐めてあげよっか☆」
‘‘美守’’は、小馬鹿にするように口角を上げ甘く蕩けるような誘惑をしてくる。
「……断る。これ以上は、いくら誘惑しようが無駄だ……っ!」
「ふぅん、そっかぁ……お兄さん既婚者だもんねぇ。悪いことできるはずないもんねぇ……くふっ♪ じゃあ、これならどうかな〜っ☆」
そう言って美守は身に着けた制服をめくり上げ――。