■作品概要――――――――――――――――――――――――――――――
『満十八歳以上にも関わらず包茎である男子は
出来損ないである。奴らに人権などいらぬ』
上記のような可笑しい価値観が蔓延る社会のお話です。
■物語概要――――――――――――――――――――――――――――――
満十八歳を迎えた男子には恐るべき『包茎審判』が待ち受ける。
対象の者は一ヶ月以内に地域別に定められた会場にて
性器を晒し、包茎か否かを判断してもらう。
『包茎手術』なぞ言語道断。
そのような手段で『包茎』を卒業した者は
『卑怯者』と呼ばれ犯罪者と同様に処罰の対象とされる。
包茎審判はあくまで『成長によって自然に』
脱包茎できたか否かを知るために実施するものである。
手術を施さなくては『脱包茎』できない男なぞ
出来損ないに他ならないと判断されるのだ。
嘘、偽り、小細工、逃走は許されない。
■『包茎男子』と審判を下された男の一生は悲惨そのもの!――――――――
・包茎男子は女性との交際を禁じられる。
・労働によってお金を得ることを許されない。
包茎男子の一生は、乞食で始まり乞食で終わるのだ。
・包茎男子を扶養する義務は一切ない。
生かすも殺すも扶養者であった方々に委ねられる。
・世間の笑い者、慰み者、鼻つまみ者として生涯を終えなくてはならない。
・当然、彼らの寿命は非常に短い。
周囲の目に耐えられなくなり自ら命を絶つ者、餓死する者が多い為だ。
■備考――――――――――――――――――――――――――――――――
全54枚。和姦強姦等の性行為描写はございません。