・・・どうしたの?どこ、見てるの?
嘘、あっち見てた。あの女の人、気になるの?
髪の毛がサラサラで、確かにとてもキレイだね。
キミ、ああいうタイプの子好きだっけ?
いったいどこを見てるの?
他の女なんて見てないで、ずっとずっと、私だけを見ていてよ。
いいえ、キミがずっと私だけを見るように変えたらいいんだよね。
え?ううん、なんでもない。
あのね今日の夜は久しぶりに私の家に寄ってってよ。
最近疲れてるんでしょ?
私ね、キミのために何か出来ないか色々考えて、ちょっと勉強してみたの。
試してみたくて。リラックス出来る、マッサージみたいなもの。
彼女から受ける至福のマッサージ
耳元で囁かれる優しい言葉
体が癒されるとともに
次第に頭の中が空っぽになって行き・・
何もなくなった頭の中には彼女の言葉だけが詰め込まれていく
カノジョのコトいがいカンガエられなくナルまで・・
キミはもう私からは離れられない。
頭の中は私のことだけ。
私がいれば、もう他には何にもいらないね。
ずっと、ずーっと一緒だよ。
・・絶対に離してあげないから。
ううん、離れなくしてあげるから。
大丈夫、わたしが幸せにしてあげるよ。