主人公「唐崎拓人」は来年卒業を控えた三年生。
早々と専門学校への進学を決め、勉強より寧ろ趣味のゲームの世界にどっぷりと言うようなマイペースな学園生活を送っていた。
ある日、同級生の「美原悠宇」から、話しがあるので来て欲しいという呼び出しのメモをこっそりと手渡される。
放課後、指定の場所に行ってみると、彼女は既に待っており拓人を見つけると
「こっちよ。」
と、人気の無い正に死角と言うような場所にある部屋へと案内した。
倉庫用の部屋として用意されていたらしいが、場所が余りにも外れにある為、結局使われないままに放置されていたのか、殆ど何もおかれて居らず中はがらんとしていた。
部屋を見回していると、鍵をガチャリと掛けた音がした。
ハッとして彼女の方をみると
「これで邪魔は入らないわ」
と口元を小悪魔のように釣り上げて微笑むと、
「ねえ。私とエッチな事してみたいと思わない?」
と、彼女は想像もしなかった事を言ってきた。