
エルフといえば、古来から高飛車な性格で有名な種族だった。
その村は私有財産の否定と完全な平等を謳い、エルフたちだけで優雅な暮らしを──なんていうのは昔の話。
腐敗した村の政治に反抗した父と母を失った銀髪エルフのクリンディアは、メイドとして人間のもとで働くようになった。
ところが就職したお屋敷のご主人様にお手つきをされ、処女喪失。
その不貞行為を奥様に咎められ、クリンディアは職を失った。
しかし放逐されるとき、彼女は気づいてしまったのだ。
「ご主人様の子を孕めば、妻として娶るしかなくなる。それなら、次のご主人様の子を孕めば一生安泰」。
親を失った若きエルフは、幸せな人生のために野望の火を燃やす。
そうして、「ばぁや」が不在となり人手の足りないご主人様のもとへと
クリンディアはやってきたのであった──。
