
──初めて「おとうさん」と会った日、姉妹はいたずらっぽく笑っていた。
ひかり「……あのさぁ、お姉ちゃん。お母さんには内緒でさぁ、少しちょっかい出しちゃおうよ。新しいお父さんに」
妹・ひかりの小悪魔的な微笑みに、姉・小夜も新しいおとうさんへの気持ちを漏らす。
小夜「……あはっ♡ねえ。ひかり。お母さんには気づかれないように。それだけはルールにしよ」
もちろん、娘たちは母が今度こそ穏やかに笑って暮らせることを望んでいる。だから──
ひかり「お母さんには、今度こそ幸せになってもらいたいもんね」
娘たちは決意する。
小夜「ええ。じゃあ、私たちは今から、お母さんの幸せを願う娘たちで……」
ひかり「同じ男の人を好きになったライバル同士で」
小夜・ひかり「どっちが先にお父さんを落とせるか、勝負だよ!!」
