


はるか昔……
レドリンの地に栄えたステラ帝国はもはや完全に滅び去り、人々の記憶からも姿を消した。
帝国を滅亡させたのは、人々をたぶらかし、弄んだ淫虐暴戻な古代の淫魔であった。
しかし、帝国の精鋭からなる信頼厚き第10部隊は、滅びゆく帝国と運命を共にする事と引き換えに、
淫魔を地の奥深くへと封印することに成功した。
生き延びた者たちは、滅びゆく帝国を逃れて西へ向かい、遥かなエルブの地へとたどり着いた。
険しい山々と豊かな渓谷に囲まれたこの地を新たな故郷として、彼らはエルブ王国を築いたのだった。
300年もの間、エルブ王国は自由と平和を謳歌してきた。
しかし、それには代償が支払われていたのだ。
彼らが立ち向かった淫魔の事も、皆の記憶から消えようとしていた今、王国を再び闇が包もうとしていた…。
そして、誰が想像したであろう、
一介の農村の若者が王国の存亡をかけ、立ち上がる事になろうとは…。
