


町外れの細い路地に、ひっそりと佇む奇妙な店――
人々はそれを『幽灯商店』と呼ぶ。
そこでは、あらゆる悩みの『代償』と引き換えに解決できるという。
試験の結果に追い詰められた少年は、導かれるようにその店を訪れる。
謎の店員から手渡されたのは、願いに応じて目を出す不思議な賽子
『禍福の賽子』。
出た目が高ければ高いほど、支払う代償もまた大きくなる――
軽い願いのはずだった。
だが、賽子を振った瞬間、
代償を求める“悪魔”たちが次々と姿を現し始める。
その願いは、本当に支払えるものなのか。
少年は、この誘惑に抗うことはできるのだろうか……。
