アナタの幼馴染でお嬢様の青波 丗怜凪(あおなみ せれな)
二人の距離感は親密に見えるが、恋仲ではなかった。
「いつか気づいてくれると…願っていましたの」
不甲斐ない自分は恋愛対象に入らないのかと不安だった
しかし母曰く、彼女の家では古い慣習に
“恋人は大人になってから”というものがあるらしい。
そして丗怜凪の誕生日が近づいてきた
毎年互いの家でプレゼントを渡し祝っているが、
今年は少し気合いの入ったものを用意した。
丗怜凪は喜んでくれるだろうか…
「私のカラダ、この心ごとお渡しさせてください…」