【あらすじ】
「私の名前は、白銀初花。男性のマゾ性を開花させる倶楽部、『タレイア』の代表を務めている者です」
ホテルの寝室で目を覚ました貴方は、長い黒髪の女性に声を掛けられる。
優しげな声、丁寧な話し方とは裏腹に語られる内容に貴方の理解が追い付かない。
「いきなりですけど貴方、マゾ、ではありませんか?」
彼女は貴方の返事を聞くこともなくそう決めつけて、どんどん話を進めていく。
反論しようにも、目覚めたばかりのせいか頭が働かない。
まるで靄がかかったように、考えが纏まらない。
そんな中で彼女の言うとおりに何度か力を抜き、自分自身の気持ちを落ち着かせていった。
「やはり貴方は受け身な性格のようですね」
相変わらず思考は定まらず、ただ彼女の言うことに従う。
まるでそれが正しいことだと疑いもしないかのように。
「それなら、何も考える必要はないんですよ」
そう彼女が口にして、貴方に微笑みかける。
「気持ちいいことがいっぱい出来るマゾに、私がしてあげますから」
まさかそれが、男として終わってしまう調教が始まるとも知らずに――。
【作品紹介】
ホテルで目を覚ました貴方は男性のマゾ性を開花させる倶楽部、『タレイア』の代表だと名乗る白銀初花(しろがね はつか)から調教を受けることになってしまう。
乳首を見られた貴方はそこが性感帯であることを見抜かれてしまい、初花から乳首オナニーをするように指示される。
乳輪の愛撫から始まり、意識させられた乳首を引っ掻く、それで感じてしまった貴方に対して、快感のスイッチが入ったと説明する。
しかし、まだ弱いとも続ける。
気持ちよく乳首イキしたい貴方は、自然と初花の指示を聞き始めて、受け入れていく。
初花の合図で気持ちよくなるフリをしたり、彼女の指示で音に合わせて乳首を弄ったりと、最初こそ意識的にやっていたことが段々と当然のことになっていく。
気づけば自然と快感のスイッチが入るようになり、音を聞くだけで乳首を弄るようになった頃には、自分がマゾであることを受け入れて調教させることを望んでいた。