<ストーリー>
小さな学園で教師をしている主人公の所に噂好きの女子生徒がこんな話を持ってくる。
「ねーねー? 先生はトイレの花子さんって知ってる?」
「実はね、この話、噂じゃなくて本当みたいなの。最近、花子さんがこの学園に出たって聞いたんだ」
そんなもの都市伝説だろうと言う主人公に対し女子生徒はご立腹。
一日の仕事を終え時計を見るともう外は真っ暗。
さっと見回りを済ませて帰ろうとすると少女の声が……。
昼間聞いた花子さんのうわさ話を思い出す。
そんな馬鹿な。もしかしたら学園の生徒を狙う不審者が潜んでいるのかもしれない。
こっちの方が問題だ!急いで声の方へ向かう主人公だがたどり着いたのは噂のトイレの前。
幽霊よりは不審者であってくれと願いながらドアノブに手を掛けるが鍵がかかっている。
ガチャガチャとドアノブを回していると勢いよく開いた扉に突き飛ばされ尻餅をついてしまう。
そしてトイレの中から出てきたものの正体とは――。