うん、また会ったね。
僕の旅の話を聞きたいって?
今回の旅の目的地は、まぁなんか途上国だ。
その国は全体的に貧しく、
気の毒なことに教育水準は著しく低い。
主だった産業に人身売買がランクインしてるしね。
その国の山間部で生産された娼女たちはいったん都市部に輸送され、
一箇所に集められる。そののちに隣の大国へ輸出されるらしい。
ファックパッカーの第六感が僕にこう告げたのさ。
ここなら出荷前の商品を卸値で買い叩ける!!!
行くしかない…… コレは逝くしかない。
え?
娼女買春に罪悪感はないのかって?
これは僕なりのODAさ(ニチャァ)
旅券が光を帯び始める。
かくして僕は飛び立ったのだ。