ここはとある港町。
この町の近くには、決して近づいてはならないと言われている海域がある。
ある日のこと、
あなたは漁に出た際に、うっかりその海域に踏み入れてしまう。
すると突然足を引っ張られ、あなたは海の中に引きずり込まれてしまう。
あなたの足に絡まっているのは触手のようなもの。
そして、その先にはくらげ娘とも言える姿をした生き物がにこりと笑っている。
足に絡まった触手を振りほどこうとするが、抵抗むなしく触手を振りほどくことはできない。
そんな姿をみて彼女は妖しく微笑み、水中でありながらもはっきりと聞こえる声で話しかける。
「んふふっ、そんなに暴れても無駄です。人間さんの力じゃ私の触手は振りほどけませんよ。」
あなたは為す術なく、そのまま全身を触手で拘束されてしまった。
そして、彼女に言われるがまま《海で溺れる》か《彼女に溺れる》かの二択を強いられることになるー。