「……ねぇ、君、起きてる? つんつん。……あ、息はある。……遭難したのかな。あぁ、そう言えば、一昨日凄く海が荒れていたもんね。その時に溺れちゃったのかな」
「君を助けたのは……なんだろう、そういう気分だったから……かな。あとは、男性という種族を初めて目にしたから、興味本位……」
「でも、それならそれで、別にいいか。……気持ちいいってことは、悪いことじゃないもんね。いいよ、このまま……優しく、丁寧に洗ってあげる……」
「ん……はぁん、こんなのは、どうかな。キスされるの、好き? 嫌じゃないなら……このまま、愛してあげる。君が喜んでくれそうなところ、舐めてあげる……あー」