研究室のマドンナ、まどか先輩。
僕がこの研究室を選んだのは彼女がいるからだ、と言っても過言ではない。
彼女はいつも黙々と研究しているから、話しかける機会がなかなか無くウズウズして、僕は研究が手につかなくて困っていた…
そんなある日、まどか先輩から一通のメールが届く。
「みんなには内緒で研究しているテーマがあって、今度実験をしたいんだけど、男性の被験者が必要で、良かったら協力してくれないかな?」
同じ部屋にいるのだから直接話しかけてくれればいいのに、メールで頼んでくるあたり、本当に秘密の研究なんだろう。
自分を頼ってくれたことが嬉しくて、僕はすぐに返信した。
「よろこんで!」
それが罠だとは気づかずに…