夏休みが訪れたぼくくんであったが、遊ぶ友達もいないし、
両親はいつもどおり仕事で忙しくどこにも連れて行ってくれない。
「暇だなぁ・・・。せっかくの夏休みなのに・・・」
そんなとき、以前マスクのお姉さんが言った言葉が頭をよぎる。
「いつでも来ていいからね。」
(お、お姉さんのお家・・・行ってみようかな・・・)
そして・・・
「あら。いらっしゃいぼく」
お姉さんの家に上がることになったぼくくんはここに来た理由を話す。
「そっか。そういうことだったのね。・・・そうだ。それじゃあ、お姉さんと海いこっか。」
「・・・!海・・・っ!行きたいですっ・・・!」
「ふふっ、じゃあ準備しよっか。デートだね。」
「は、はいっ・・・///」
そうしてぼくはお姉さんと一緒に海に行くことになった。
お姉さんと過ごしたこの日は、ぼくにとって忘れられない思い出になった。