
コスプレ撮影が趣味の地味なオタクくん――
そんな君に突然声をかけてきたのは、クラスでも目立つ陽キャ美少女、人気レイヤー・藤咲みなみだった。
「ねぇ、“エッチ系”のROM撮ってるんだけど…君、撮影うまいって噂で聞いたんだよねー」
軽い気持ちで引き受けた放課後の撮影依頼。
でも、みなみのカメラの前では──なぜか君のマイクが用意されていた。
「…あたしの声、専用で録って“反応”も、ぜんぶ入れていいから 」
網タイツの擦れる音、吐息混じりの囁き、甘噛みされる左右の耳。
レンズ越しの小悪魔スマイルに、理性もピントもぼやけていく。
優しいギャルと、君だけの“秘密の”収録が始まる――
