ち●ぽバー

元カノの借金を返すために、なんかよくわかんねー‘女性向けの風俗’で働くことになった。

…「ち●ぽバー?」

いや、ムリムリ。無理でしょ。

なにその気持ち悪い店名。
女の人に抱かれる?俺が?
逆だろ、抱く側だろ? そっちでしょ?

「座ってるだけいいって…いやいや、んな変態女に触られたくねぇっすよ。…今日で辞めてもいーっすよね。」
「いいよ。初日だから研修だけど…賃金は発生するから」

……研修?

現れたのは3人の女性。

「このお店は【客ー私たち】がテクニックを叩き込まれてるの。…あなたを絶対に気持ちよくするために。」

ツキさんは、優しい。綺麗でおっぱいもデカい。
でもしつこい。感じないはずの場所が、段々おかしくなってくる。

ヒメノさんは…人間?冷たい感じの美人だ。
俺のこと実験対象として見てるみたい…いやいや、ちょっと待て、何、それ、股間につけてんの。

もちゃうちゃん、この子、知ってる。インフルエンサーだ。嘘。エロいことなんて知らない顔してたじゃん。
嘘うそうそ、尻、触んないで。俺を女の子にしないで。

えっ、俺…今何されてる? 抱いてる? 抱かれてる?
身体がおかしい。これは元に戻るのか?
気づけば俺、声ガマンして、体びくびくして…

研修の2時間が、馬鹿みたいに長い。

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