『この薬品……
私としたことが、くだらない好奇心でこんなものを………』
女性でありながら男性器を有している神戸律は謎の薬品を使用して
トイレでひたすらオナニーに勤しんでいた。
クールで厳格な風紀委員である彼女は耐え難い背徳感を覚えつつも
強烈な快感をもたらすその薬品に抗えなかった。なぜならその薬品は
媚薬だったからである。
その数時間前……
学校一の問題児、化学部部長の椎名リカは男子生徒と交渉していた。
自分の性欲を満たすために作った女の子に効く媚薬、のはずだったが
何故か男にしか効かず失敗に終わったため、コスト回収目的で
売りさばいていたのだ。しかしそこを風紀委員である神戸に見つかり
没収される。
『なんか、その薬をチ…チンポに塗ると物凄い快感で
オナニーが捗るそうです』
後輩の風紀委員に薬がチンポに効く媚薬であると聞く神戸。
『媚薬………チンポに塗ると物凄い快感………い いや…何を
考えている…私は風紀委員だぞ、この学校の風紀を正す……』
一度は冷静になる神戸も結局、好奇心には勝てず…トイレへ……
強烈な媚薬による自慰衝動に
このままでは生活に支障をきたすと危惧した神戸は
椎名に媚薬の効果を抑える薬を作れと詰め寄る。が、椎名は
ある条件を出した。それは………
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