同窓会の帰り、酔いつぶれていた幼馴染の結愛(ゆあ)をホテルに送ることになった。
幼い頃には毎日の様に一緒に遊び回っていた結愛と啓介(けいすけ)。
思春期を迎える頃、性への意識の芽生えから気まずくなり、疎遠になっていた。
啓介は若いながらも家庭を持つ身。
夫婦仲も良く、子供も言葉を覚え始め、明るい未来を期待する、そんな時期。
『そういう空気』を感じつつも、迫る結愛をすっぱり断って帰ろうとするが……?
「――小さい頃、啓介のお父さんのパソコンでAVを見つけたことあったよね。あれの内容、覚えてる?」
「……いや」
「じゃあ教えてあげよう」
「――不倫モノ」
本編、表紙込み36ページ想定。