ーー幼い頃、夏休みに祖父母の家に来たキミは不思議なお姉さんに出会った。
美しい彼女に話しかけられたキミはその嬉しさから、祖父母の家で育てた向日葵の花をプレゼントする。
喜んだ彼女は真っ白な帽子に花をつけ、キミとある約束を交わした。
ーー約束の内容も忘れた数年後、街を歩いているキミを呼び止める声が。
振り返ったその先にいたのは、帽子につけた向日葵まであの頃と全く変わらないアオイだった。
数年ぶりに会った彼女に喜ぶキミは何か大切なことを忘れてしまっている感覚を覚えるが、彼女の誘惑に思考が流されてしまう。
そして昔憧れた美人のお姉さんと肌を重ねたキミは全てを思い出した。
果たしてキミは彼女を受け入れるのか、それとも……。