お仕事でたくさん疲れたあなたには――
お薬として、あまあまとろとろベロチューが“処方”されます♪
* * *
「こちらの処置室へどうぞー♪」
ナースさんに呼ばれて、あなたは病院の処置室へ向かいます。
「私、これからの“処方”を担当させていただきます、
椛花恋(もみじかれん)と申します♪」
あなたは、日々のお仕事で疲れきり、体調を崩してしまいました。
それで病院に来たのですが……
「さて、あなたに“処方”されたお薬ですが……
……はい?
ああ。聞き間違いではございません♪」
先生から“処方”されたのは、なんと――
「“ベロチュー”、です♪」
「唇同士をくっつけて、ベロを相手の口に差し込み、れろれろと絡ませる……
“あまあまとろとろベロチュー”ですね。
それを、担当ナースの私と行います♪」
あなたが驚いていると……
「実際、ベロチューが処方されるのはとても珍しいケースです」
「……正直に申しますと。あなたは、かなりの重症です。
疲れとストレスで、精神状態も落ち込んでいるようです。
今すぐ抜本的な治療を行わなければ、危険です」
「ですから、ベロチューなのです♪」
「ベロチューとは……
誰かと体を密着させ、これ以上ないほど深く“対話”する行為」
「“お口”という繊細な個所を、相手に受け入れてもらうことで……
自己肯定感の向上にも繋がる行為です」
「そして何より……
とても気持ちよく、癒される行為です」
「つまり。
ベロチューは即効性があり、強い効果のある“お薬”なのです♪」
というわけで……♪
「あなたにはしばらく、担当ナースの私とベロチューをしていただきます♪」
「処方されたベロチューは“一か月分”ですので……
どうぞよろしくお願いしますね♪」
* * *
そうして――
フレンドリーで優しいナースさんから、“あまあまとろとろベロチュー”を処方される……
ベロチューえっちの日々が始まるのでした♪