◇あらすじ
――魔が差した、と言えばいいだろうか。
無事に顔合わせを終え、式の日取りも決まった中……
つい出来心で、俺は元カノと一夜を共にしてしまった。
まさか婚約者の母に目撃されるとは思わずに――。
「もう二度としないと誓います……瑠奈には黙っていて欲しいんです……っ!」
「大丈夫よ、安心して♪ 最初から誰にも伝えるつもりなんてなかったわ♪
時には火遊びしてみたいって気持ちはあるはずよ。若い子だったら、当然だと思うわ♪」
許してくれるどころか、こちらの心情を汲み取ってくれるだなんて……まさに聖母ではないか。
「あ、ありがとうございますっ! 俺、お義母さんのためなら何でもしますっ!」
「その言葉、絶対に忘れちゃダメよ♪ ふふふっ、それじゃあ……」
そう言って、彼女は椅子を引くとゆっくりと両脚を開き――。
「――今すぐ、私のアソコ……舐めて♪」
そこには、歪んだ笑みを浮かべる義母が俺を見下ろしているのだった。