官能小説家、希海(のぞみ)はスランプに悩んでいた。
眺める児童書の表紙に描かれる海。そうだ、海、見に行こう。夏休みだ、バカンスだ!
思い立ち早速聖地巡礼を目指すが、迷った先で出会ったのは褐色の美丈夫だった。
「この村は村長と子を成す決まりです。あの人と…交合…してください?」
あの男は村長らしい。助ける代わりにセックスしろって?
混乱する希海を尻目に、男は一言「乗れ」と言う。
ムカつく。知らねえよ。ていうか私…「挿れる側」なんですけど?
官能小説家として得た知識。男の尻だって気持ちよくする方法を知っているー。
プライド高めなあの男、めちゃくちゃにシてやろうじゃん。
その立派なブツから、徹底的に搾り取ってあげないと。
そう思っていたはずなのに、ウミにはウミの事情があるみたいでー…。
お互いを知るうちに、段々惹かれあって、そして最後には…。
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女×男/逆アナル
※【男→女の挿入のリバ描写あります】が、女性優位で精神的な逆転は一切ありません。
本文97ページ
+表紙、事務ページ、あとがき
合計102ページ