どこかの異世界。のどかな田舎町。
異世界に転生したあなたは、赤ん坊から再スタートしていた。
成長したあなたは、とりあえず便利そう、という理由で魔法使いになることにした。
異世界であなたを育ててくれた両親は喜び、とあるエルフの魔法使いに弟子入りすることを薦めてくれた。
そのエルフの魔法使いは、町はずれの小さな館に一人で住んでいた。
彼女は村人の困り事が起きるたびに、魔法で鮮やかに解決することから尊敬されていたが、本人は人間嫌いと自称し、姿はたまにしか現さない。
エルフはあなたの両親に「借り」があるらしく、弟子入りを拒めないとのこと。
緊張しつつもあなたは、「魔法の館」と呼ばれているエルフの家を訪ねたのだった。