同級生のお嬢様、舞浜ロアに密かな恋心を抱く僕(モブ)。
ある日のこと、ロアはモブにお願いをする。
「自分には婚約者がいる。でも自分には性経験が無い。だから花嫁修業に付き合って欲しい」
突然の出来事に戸惑いつつも、ロアの花嫁修業を手伝い、何度も彼女と身体を重ねるモブ。
全ては未来ため。婚約者のため。
僕たちは恋人同士なんかじゃない。利害が一致しただけ。
狂った関係にモブはどんどん溺れていく。
だがある日突然、この関係は終わりを迎えることになる。
モブの僕には最初から手の届かない存在だった。けれど……。
彼女を奪うため、モブが取った行動は―