女性社会の発達により、世間は男性に頼らない世界になった。
労働も生活も恋愛も女性同士で済み、妊娠も男性に直接頼らずに迎えることができる。
つまり、種付け行為になんて頼る人は稀少な存在だった。
男性の存在価値はセックスのみであり、早漏男性はもはやセックスの相手にすら選ばれない。
早漏男性のために立ち上げられたのが早漏改善科という市の取り組みだった。
女性職員の前でペニスを晒し、オナニーの仕方をレクチャーされ、射精への耐久力を鍛えられる。
ただし、ここでも早漏の存在は許されない。
もし簡単にイッたら──