都内某所に非合法な裏賭博を目的としたアンダーグラウンドなイベントが存在した。
富裕層達はこぞって週末の深夜にかけて高額なファイトマネーを賭けてギャンブルを行う。
夜な夜な開催される闇キャットファイトの世界。
そこにひたすら強く美しい女が観客の視線を奪っていた。
後に第35代第日本女子プロレス王者として君臨することになる女、乾遥である。
彼女は大手舞台の格闘大会ではラウンドガールとしても名を馳せ、
彼女にちょっかいを出した格闘家をリング上でボコり血祭りにあげてしまった。
その噂が世に回り、一躍注目されるきっかけとなった。
圧倒的な強さを誇る遥は女子プロレスマットでは試合が成立しなくなってしまい、
困り果てた団体の会長は男子相手のミクスド・マッチを提案する。
しかし遥はここでも強すぎた・・・。
総ページ数:16ページ(表紙1ページ/本編15ページ)