「ほらほら♪ オチン〇ンの先っちょからスキル吐き出してすっきりしちゃおう?♪」
人間という種族が各自、固有のスキルを持って生まれてくる時代のお話。
その日、とある親子は町はずれにある初心者向けのダンジョンへと来ていた。
父が息子への指導もかねて、ダンジョンというものの案内をするためである。
何を隠そうこの父、実は以前は勇者パーティに格闘家として参加していたベテラン冒険者なのだ。
所持しているスキルは『破壊の右腕』
これは右腕で殴ったものを粉々にするという強力な近接スキルである。
それ故に無敵。
初心者向けのダンジョンなど彼にとっては目を閉じていてもクリアできる、そう確信していた。
しかし、なんと不運なことにこのダンジョンは長い間忘れられ使われていなかった間に、特異なサキュバスが誕生してしまっていた。
『スキルドレイン』
これは通常の精気を奪い取って絶命させるサキュバスのエナジードレインに追加して「オマ〇コにハメたオチン〇ンから精液と一緒にスキルを搾り取る」という恐るべきスキルである。
既に人知れず何人もの冒険者が犠牲となってしまっているダンジョン。
それは即ち、この特異な個体であるサキュバスによってオチン〇ンからスキルを搾り取られてしまっているということである。
果たしてべテラン冒険者である父は息子の前でサキュバスに打ち勝つことができるのか、それとも他の冒険者と同じように情けなく泣き叫びながらスキルをオチン〇ンから搾り取られてしまうのか—-。