キケンな香りは恋の始まり

僕は八雲亭へ定期的に荷物を届けているしがない新人の商人だ。
最初はここに足を踏み入れる事など恐れ多くてビクビクしていたけれど、紫様の従者でもある藍様はこんな僕でも
優しく受け入れてくれ気が付けば開いた時間に談笑したりする仲になっていて
いつしか僕は藍様に許されない想いを寄せてしまっていた…。でも叶わなくてもいい話ができるだけで僕は…

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