■ストーリー
時は玲和5年の春、まだまだ着物と草履といったスタイルが幅を利かせている時代。
香坂の花街『深町』で、とある事件が人々の生活を脅(おびや)かしていた。
一つは通り魔という非常に悪質で怖ろしい事件、もう一つは、夜な夜なしつこく行われるつきまとい行為、
今で言うストーカー行為で、特に花街を行く旦那衆や遊女が狙われる。
通り魔の件も併せて、その陰湿な犯行は恐怖の対象となり、徐々に人々を花街から遠ざけるようになっていた。
親友『黒鵐』を通して、主人公に高級遊女である太夫『夜鶴』の差添え(ボディーガード)の仕事が舞い込む。
護衛の仕事などしたことのない主人公だったが、お世話になってる寺へのご恩返しができると思い、即快諾。
ところがこの太夫、いざ夜の護衛の時間ともなると、見張りである主人公にどんどん迫ってくる!
不安を紛らわせるだけだった筈が、ついには行くとこまで行ってしまい……!?
昼は事件の捜査、夜は爆乳遊女と乳繰り合ってから朝寝を決め込む、ちょっと爛れた?和風異世界ファンタジー!