女神様と王女様といとこの(下)僕

粗筋
 両親の長期海外出張中、僕は伯父さんの家で暮らすことになった。5年ぶりに再会した従姉は女神様のように美しく上品で、従妹はあいかわらずの王女様ぶりだけど、胸はちょっぴりふくらんできてるかな。
 その美しい女神様が、学校のテストの成績が自分で決めた目標に届かなかったという理由で、伯父さんに全裸でメコ筋に鞭を受けるのを見せつけられて大ショック。でも、それはショックの始まりに過ぎなかった。
 姉妹でのレズを目撃して、口ふうじという名目でベッドに全裸ではりつけられて性的なリンチを受けたり、全裸に首輪を着けられて四つんばいで夜のお散歩に引き出されたり、避暑地で地元の子に混じってスッポンポンで川遊びしたり。
 学校ではサッカー部のこ問にエッチなイタズラをされて、それを喜んで受け容れているくらいだから、W美姉妹のイタズラも大歓迎。
 でも、伯母さんも娘もサドでマゾでレズに仕込んだ伯父さんは、性的な変質者ではなく、独特の信念に基づいていた。信頼できるのは肉親だけ、夫婦関係さえも裏切がある。愛情ではなく愛縄こそが絶対のキズナだと、僕にも熱く説いてくれて――跡継ぎ息子のいない伯父さんは、甥の僕を後継者に望んでいた。
 僕は政財界の(愛縄を家庭に持ち込んでいる)大物が集う秘密ショーに連れて行かれて、従姉妹が二人ともマゾとして過激に調教される現場を目撃した。けれど、僕はサディストとして従姉妹を調教するよりは、女神様と女王様にいじめられたいと答えて伯父さんを失望させた。
 それでも。マゾを究めればサドにも目覚めるのではないかと――従姉妹に僕が調教される舞台が準備されるのだった。

本文約12万5千文字、原稿用紙換算371枚です。

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