死の森にある300階層ダンジョン。
そこに強大な力を持ったメスの植物モンスター、アルラウネがいた。
名前は「レイア」…。
ある時、彼女は人間の冒険者との戦闘中に
強力な転移魔法をくらってしまい
別の異世界へ飛ばされてしまった。
目が覚めると魔法の効果で大幅に弱体化し
上手く動くことすら出来ない状況になっていたレイア。
そこで1人の人間の少年と出会う。
レイアは元のダンジョンに戻るために
この自らを助けた少年をエサとして利用し
失った体力と魔力を回復する計画を思いつく。
しかし始めは少年を使い捨てるつもりでいたレイアだったが、
共に時間を過ごし、今まで出会ったどの人間とも違う
少年の素直で優しい性格に触れていくうちに徐々に心境が変化…。
そして彼女の中で少年に対して
とある”感情”が芽生えていく…。