性倫理のありようが今とは全く違った時代、昭和
山奥のとある村では、
精通した少年たちに『女性を経験させる』儀式が
文化として受け継がれていた。
それに参加するため息を切らして山道を歩いていた『僕』の頭に
崖上から少女の黄金水が降りかかる。
まだお赤飯を済ませたばかりの彼女は、
件の儀式で僕の童貞を食べることになる
『筆下ろしの巫女』の娘、”ねね”だった。
やがて引き合わされたその母親『筆下ろしの巫女』、”よね”。
よねは、やや垂れ下がった豊かな乳房を持つ妙齢の女性で、
溢れ出る包容力で『僕』を魅了する。
一方、儀式を前にどぎまぎする僕の様子を
ねっとりとした視線で眺めつつ、
その情けない姿を表現豊かに罵倒するねねちゃん。
あどけない顔立ちにサディスティックな心を持つ彼女は、
どうやら僕をひどく気に入っているらしい。
つい先日お赤飯を済ませ、
『子供を産める体』になったばかりのねねちゃんを
初体験の相手にしてはどうかとよねさんから提案されるが、
目の前のよねさんの豊乳も捨てがたい。
ああ、僕はどうすれば……。
今夜の儀式にはよねさんだけでなく、
介添え役としてねねちゃんも参加するらしい。
そして、とうとう儀式が始まる……。