もしかしたらどこかに本当にあるかもしれない、近い未来。
あるいは地球とよく似た星の、どこかの平凡な日常。
ここでは、男性よりも女性のほうが圧倒的に優位な存在でした。
無能で無益な争いしか生まない性別「オス」は、そのタンパク質豊富な子種――
つまり「精子」を、文明や文化の発展のために有効活用されるためだけの存在でしかありません。
とりわけ新鮮で質の良い精子は、女性の美容、健康を維持するための高級サプリメントとして注目を集めていました。
男性の精子の質は、もちろん千差万別。
その中でも一回の射精による精液が4億匹以上の男性は「優等遺伝子検体」と認められ、一生人権をはく奪され、政府公営の牧場で家畜「ヤプー」として飼育されることになることとなるのです。
そして、今日はその検査の日。
あなたは、この日を境に自分の運命が180度変わることになるだろうとは、夢にも思わないまま、病院の待合室の列に並ぶのでした……
本作品のテーマは、いわばマゾ願望の究極の形ともいえる「人権廃棄」です。
「優等遺伝子検体」として認定されてしまったあなたは、自分の意志などまったく考慮されることはなく、その日のうちに強制的に「ヤプーズ牧場」に送られます。
そこで待っていたのは、良質な精子を搾取するべく行わる、ありとあらゆる快楽を用いた強制搾精の日々。
職員さんはみんな美人で、あなたに「家畜」として愛着を持ち、時には優しく、時には事務的に、そして時にはイタズラ半分で、その身体を使って……あなたの精子を毎日せっせと搾ってくれます。
一見すると天国のような、永遠の怠惰と快楽に満ちた人生。
しかし、その果てに待ち受けているのは……?
臨場感満載のフォーリーサウンド。
牧場での、「家畜」として育まれる、女性職員との心とカラダの交流。
自分の意志では決して止まることのない、無慈悲な機械姦の連続……
ありえなさそうで、いつか本当に来るかもしれない、一度ハマってしまったらもう抜け出すことはできない、禁断の快楽体験をご堪能あれ!!