「アダル・トイズ」本店で既に店内で小一時間以上、なんの玩具を買うか悩んでいたあなた。
あまりにも真剣に悩んでいたあなたを何度か見かけていた優里は声を掛ける。
最新の電動式の玩具を紹介する優里だったが、あなたはすこし困り顔。
恐る恐る予算を聞いてみるとあまり高いものは買えない金額だった。
どれも自信作の玩具たち……とはいえ、
初めての玩具を安物で済ませるのは製作者としてのプライドが許さない。
それに、初々しいあなたをすこし”つまみ食いしたい”と思っている優里も居た。
「試供品を用意しているので…!」
そう言ってあなたを店の奥へと連れて行ったのだった──