「そこの者、何用か……?」
「ここはそなたのような、『人』が来てよい場所ではないぞ」
「何が目的かは知らぬが……早々に立ち去れ」
世をはかなんで山奥までやってきた貴方は、そこで山には似つかわしくない、和服の女性に声をかけられます。
透き通るような白い肌。
艶やかな黒髪。
甘い響きの声。
そして紅い瞳と、一本の角・・・。
素性を聞いても曖昧な返事をして、帰ることを促す彼女。
躊躇っていると、何かを察したようにある提案を持ち掛けてきます。
「そこまで命に未練がないのであれば、我が食ろうてやってもよいぞ。どうじゃ?」
それをあっさりと受け入れる貴方に興味を持った彼女は、死ぬ前に女の体を味あわせてやるといって、強引に迫ってきます。
抵抗もできずにされるがままの貴方は、彼女を受け入れてしまいますが・・・。
人ならざる彼女に魅入られ、人の世ではない世界での淫靡な生活。
お楽しみくださいませ。