【あらすじ】
真面目な性格で勉強一筋で努力してきた”あなた”
その努力も実り、今では勉学で名を馳せる有名学園の生徒会長の座についていた。
そして、今年は大事なが受験ある。昨年よりも気合を入れ毎日勉強漬けの日々を送っていた。
ある日……いつものように登校すると、下駄箱に手紙らしきものが置いてあった。
――ピンク色の柄でハートマークのシールが目立った手紙。
誰が見てもラブレターと想像してしまう見た目だった。
あなたは誰かのイタズラだろう……と思いつつも、周りに人が居ないかを確認してから封を切る。
「昼休み、校舎裏で待ってます」
とだけ書かれていた。文面からもラブレターだとわかる一文。
一瞬だけドキッとしたが、冷静に考えると差出人の名前がどこにもなかった。
イタズラだとはわかっていたが、なぜか少しだけ気落ちしてしまう。
一応ラブレターらしきモノをカバンにしまってその場を離れた……。
そして昼休みになったが、どうしても見つけたラブレターのことを気になる。
朝からある考えが頭から離れない。
本当に女の子が勇気を出して手紙を置いてくれたのでは?
もしかしたら、今もまだ自分が来ることを信じて校舎裏で待たせてるもしれない……
そんな想像が止まらず、痺れを切らして駆け足で校舎裏へ向かうとーー
「あ~先輩、こっちです! ちゃんと来てくれたんですね~♪」
甘ったるい声が聞こえてきた。
声の方向に視線を運ぶと、知らない女の子が手を振っていた。
まずは想像してた自体になってないことにホッとして、とりあえず呼んでる女の子の元へ向かう。
目の前まで行って気付く。遠目からじゃよくわからなかったが、とてもかわいい子だった。
昼休みも終わりかけで、校舎裏周辺には人の気配がない……。
そのことを確認したかのような素ぶりを見せた後、女の子がクスッと笑いゆっくり口を開ける。
「私、先輩一目惚れしちゃいました……だから、付き合ってください️」
しかし、初対面の女の子と付き合うのには抵抗があったのを理由に断ろうとするが……。
「それじゃあ~♪」
急に後輩が身体に抱きついて、媚びた声である提案をしてくる。
「お互いのことを知るためにも~放課後たーっぷり“お話”しませんかぁ♪」
そして、小悪魔でイタズラ大好きな後輩の“エッチな恋人おねだり”が始まる――
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