レベルが1に戻った冒険者が続出している。
そんな噂を聞きつけ調査にのりだしたのは、レベル90を誇り、遂には勇者とまで称えられる存在となったあなた。
噂される小屋でそんなあなたを迎えたのは、1人の妖艶な女性。
小屋の中で話を聞き出しているうちに、次第に考えが纏まらなくなっていき、どうしてか足下も覚束なくなってきます。
これは全て彼女の罠。
小屋の中には既にフェロモンが充満しており、そこへ入ったその時から、
あなたは狡猾なサキュバスである彼女の掌の上だったのです。
理性も、プライドも、全てをドロドロに溶かされ、彼女から与えられる快楽のみに思考を集中させられる倒錯の空間。
そんな朦朧とした状態でレベルと快楽の天秤を正しく判断できるはずもなく、
彼女の甘く蕩けるような魅力的な言葉に誘われるまま、あなたは持ちうる全てのレベルを捧げてしまいます。