【あらすじ】
オカルト研究会に仮入会し、会長から怪談を聞くだけでエッチなことをしてもらえる。
貴方はそんな噂を耳にして、オカルト研究会に訪れていた。
「貴方は私から怪談を聞いて、エッチなことがしたいんでしょ?」
飯綱天狐(いいづな あまね)は、世間話をするように口にする。
「知ってるのよ? そういう噂が流れてるって」
彼女はそれを受け入れ、噂の否定もしない。
噂が本当だと知り、貴方は俄かに期待感を高めていったのだが――。
それがまさか、貴方の性癖を曲げかねないアブノーマルな世界だとは知る由もなかった。
【作品紹介】
天狐から話した最初の怪談は、蛇に纏わる話だった。
毒蛇に噛まれ亡くなった男の子が枕元に立ち、その間、両手両足を何かに縛られるという夢を見る。
目を覚ますと、実際に手足を何か縛られたような痕が残っている。
貴方はその夢を体験し、真相を知ることになる。
その次に彼女が話し始めた怪談は、ある町に古くから続く生殖器崇拝に纏わる話だった。
その町では昔から女性が強く、男性は虐げられている。
崇拝される生殖器も女性器であり、祭りもまた、男を貶める内容だった。
その内容とは、女性たちに囲まれた男がご神体に向かってオナニーをすること。
儀式の際に男は男性器を隠すことが許されず、もちろん、それはオナニーでも触ることは許されない。
そんな男が刺激する場所は、乳首と前立腺。
多くの視線の中、男は神の使いであるお狐様の指示通りに乳首を弄り、前立腺を使って惨めに快感を高めていく。
その滑稽で恥ずかしく、惨めで情けない乳首オナニーこそが儀式の内容だった。