――ひょんなことから足を踏み入れたのは、とある古い旅館。
ぎぃぎぃと軋むボロボロの床。
ざわざわと風に吹かれ、不穏に揺れる木々。
か細く儚く、そしてどこか妖艶さを帯びた、不思議な声色に導かれ……
あなたはそこの女将だという明らかに若すぎる「彼女」と一夜を共にすることとなります。
そして、身動きの取れない金縛り状態で、彼女にされるがまま……
身体の芯からゾクゾクするような、絶対的な恐怖とエロス。
それらが混じり合い、せめぎ合い、下半身に迫ってきたとき……
あなたは全く未知の、快感に目覚めるかもしれません。
……もちろん、「こちら側」に戻ってこれる保証は、どこにもありません。
自己責任でお願いします。