月虹の先にある、幸せの物語。
――恋人として。
主人公と雨音が出会ってから1年。
学園3年生の春になっていた。
はじめての同じクラス、隣の席。
毎日が新しいと幸せの連続で、“はじめての恋”に胸が高鳴り続ける。
そして、夏休み。
サマースクールへと参加することになった2人。
場所は、サンフランシスコ…雨音の生まれ故郷だった。
2人はふとした出来事から同じ部屋に。
“初々しい”期間限定の同棲生活をスタートさせる――
――夫婦として。
結婚して、夫婦として歩み出した主人公と雨音。
2人の間には、愛娘も産まれた。
子育てはちょっぴり大変だけれど、それ以上の幸福を分け与えてくれる。
大切な家族が、いつも傍にいてくれて。
大切な友人たちが、いつも見守ってくれていて。
だから、前だけを向いて歩いていける。
『ダーリン…そろそろ、2人目がほしい』
そんな、“あきれるほどの幸せ”と、“家族の感動”が詰まったストーリー。