会員制高級風俗店へようこそ-心の底から抱きたいオンナを抱ける場所-

「ふぅ…。冴島エリカ最高だなぁ…」

ここ最近イチオシのAV嬢。色気もさることながら勝ち気な性格と逆レイプを心の底から愉しんでる雰囲気が最高。

「さて、いくかぁ」
俺は会社帰りにDVD鑑賞ルームで一発抜いていくのが日課だ。
悶々を抱えて抜くだけの毎日。この轟大地、誰でもいいからヤリたくて仕方ないよ。…まあ、巨乳限定だけど。

「お客人、少しよろしいですかな?」
ルームを出ると見覚えのないご老人が立ってる。いつもの店長ではない。
「お客人はこの個室ビデオの一番の商売相手。一番のお得意様ですねぇ。これはうちを継続利用していただけてるお礼です」
「きっと、お客人の満足を満たすことができますよ」

手渡されたのは謎のカード。この店のポイントカードではないのは、オレがそのポイントカードを持ってるからよくわかる。

「私はそのカードを活用できるお店の経営者をしてましてね。気に入った方だけにそのお店へ招待してるんです」
「お店って?」
「風俗ですよ。ただし1年に3回しか通うことのできない特殊なお店なのですよ。きっと…お客人が求めるエロスが味わえますよ」

あからさまに怪しいしきっとぼったくりかなにかに決まってる。男の性欲ほど獲物にしやすい商売なんてないし。
きっと騙されてる。こういうお店のハズレって写真と違ってオバサンだったとか貧乳だったとかなんだよね。
疑い出したらキリがない。それなのにオレの足はあのジイさんに言われたお店へ足を向けていた。

そこでオレは自分の考えを深く後悔する。

オレは──この瞬間だけは勝ち組だった。

シナリオ:こおろぎアトリエ

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