あなたが引っ越してきたとあるアパートの一室。その隣の部屋には一人の女性が住んでいました。
年齢は三十半ば程でしょうか、以前はとある男性と結婚していたものの、今は離婚し一人暮らしをして
いるとのこと。
しかしそんな経歴を感じさせないほど明るく、快活で、時には母親のように小言を言う彼女に
あなたも気を許し、年の離れた姉のように親しみを感じていました。
ですが、彼女のあなたに対する思いはそんな生やさしいものではありませんでした。
離婚して以来特に他の男性と関係を持つこともなく熟れた体を持て余してしまった彼女にとって、
あなたという若い男と頻繁に出会い会話することは、今まで見て見ぬ振りをしてきた『性欲』を
グツグツと煮立たせるに十分すぎる刺激だったのです。
それでも「流石にこんな年下相手にそれはまずい」となるべく気にしないよう努めていた彼女でしたが、
迂闊にも彼女の目の前で家の鍵を落として行ってしまったことにより、彼女の衝動に火を付けてしまうのでした。